現在、英国ロイヤル バレエ団による「ロミオとジュリエット」が、東京文化会館(大ホール)で開催されています。
本日の公演は、ジュリエット役が 高田 茜さん、ロミオ役が平野亮一さんが演じる「ロミオとジュリエット」です。
今回楽屋へお届けした花束は、高田茜さんへの花束です。ピンク系のバラをメインに5種類のバラ合わせて仕上げました。4年ぶりの来日、ご公演おめでとうございます!
ご依頼主の希望は、ピンク系花束の中に藤色で中輪系のバラ(ガブリエル/Gabriel)を入れることでした。
最初は市場のバラの担当の方に、「ガブリエル」は今の時期は作られていないようで、確保が厳しいと言われてしまいました..でも、少し食い下がって探していただいたところ、長野県の産地で10本程確保してもらうことが出来ました。
無理を言ってさがしてもらったので、花の状態は最高とは言えませんが、とにかく花束に出来て良かったです。市場と産地の方に感謝です!
花束に使用しているバラは、バラ(ガブリエル 香りあり)、(ディアプリンセス)、(グランオマージュ)、(カレン 香りあり)、SPバラ(花時間)です。
こちらの花束も、それぞれバラを10本束と5本束にまとめて、それぞれの束の茎には、花落ちしないようにたっぷりの水に浸したウェットペーパーをポリ袋でカバーしました。ラッピングを外すと10個の花束に分かれます。
色の同じバラが隣り合わないように組み合わせて、バランス良くまとめました。香りの良いバラも数種類入れています。
ラッピングはピンクとホワイトをメインにして、明るく優しい雰囲気に仕上げました。リボンはオーガンジーのリブレとオーロラホワイト等を合わせて、軽やかにひらめくドレスのようになりました。
見栄え良く、可愛らしい花束に仕上がっていると思います。