5月5日の端午の節句とは、男の子の健やかな成長を祝うお祭りの事です。梅雨入り前のこの時期になると病気や災厄が増えることから、邪気払いのために香りの強い菖蒲が使用されていたようです。
菖蒲湯は香りによる厄除け効果だけではなく、血行促進や腰痛の予防にも効果があるといわれています。
菖蒲は根元に近くなるほど香りが強くなります。葉っぱだけではなく基部や根もお風呂に入れることで、更に香りが強く出ます。根が付いている場合は根も捨てずに利用しましょう。
普段より熱めのお風呂に直接菖蒲を浸したり、茎や根を砕いたものをガーゼの袋等に入れてお風呂に浸したりと..やり方はいろいろとあります。
こちらは茨城県行方市産のショウブの葉で、北浦で生産されているものです。今年は風の影響で例年より出荷量が少なく、市場で確保するのが大変でした。
1束で菖蒲の葉が3~4本束ねられていて、それが箱に30束入っています。数えてはいませんが100本近く入っているのではないでしょうか。
市場から戻って、近くのこども園へそのまま一箱お届けいたしました。今年はギリギリまで確保できるか分からなかったので、ほっとしています。
歩いてお届けしましたので、帰りに野鳥の森に寄っていきました。新緑がとても気持ち良かったです。