蓮(ハス)はインド原産の多年草で、池や湿地帯等で育つ水生植物です。地下茎(チカケイ)は‘レンコン’として知られていますが、食用のものと鑑賞用のものに分けられます。
蓮台とはハスの果実のことで、種は食用になります。蓮の実を使用した‘蓮の実月餅’や‘蓮の実甘納豆’などの菓子もあって、とても栄養価が高く美味しいものです。
ドライの蓮台は9月~10月頃に市場に入荷するものですが、秋のアレンジや活け込み等で使用されます。
下の写真は今年の8月中旬に、台北植物園の蓮池前で撮影したものです。蓮の花の最盛期は過ぎていましたが、いくつかのピンクの花を確認することができました。赤い建物は「国立歴史博物館」です。
蓮の実は台湾の方にはとても馴染みのある食べ物で、お菓子やデザートなどにも多く使用されています。