日本でもお馴染みの胡蝶蘭の鉢植えですが、台湾でもお祝い事のギフトとして人気が高い様子です。
日本ではお祝い事でも、‘3本立ちの白い胡蝶蘭’を贈るのが主流になっていますが、台湾ではピンク系や黄色系のアレンジされた胡蝶蘭を贈るのが一般的な様子で、白い胡蝶蘭はほとんど見かけませんでした。
胡蝶蘭を植え込む鉢は凝ったデザインのものが多く、柄付きの赤系や黒系のものが目立ちました。ラッピングはされておらず大きな派手なリボンと祝札を付けて贈るようです。
また仲卸し店の方では、胡蝶蘭と一緒に観葉植物やオーナメントを使用して綺麗にアレンジされているものも多く、オリジナリティーのある商品が多く並んでいるのに感心しました。これも日本とは違う点です。
日本では生産者さんによって白系や黒系の陶器鉢にはじめから植え込まれていて、それが市場や仲卸し店で販売されています。お花屋さんの方で、その上からラッピングペーパーでラッピングするのが一般的です。
やはり国が違うと売れ筋商品や販売方法も違っていて、今回の台北花市の訪問はとても参考になりました。