緑道沿いの林には、コナラ、クヌギ、カシなどの木が多く茂っています。子供たち(7~8人)が昆虫網を持って、何かを真剣に探しています。私は仕事で使うドングリ探しです。
子供たちの数人が、雑木林の中にいる私に気が付いて私の方に走って来たので、ちょうど手に持っていたカナヘビを手渡しました。「手で捕まえたの?」「ここで何探してるの?」「頭に蚊がとまってる!」・・・しばらく質問攻めでしたが、ドングリが拾える場所に案内してもらいました。
時期的にまだ青い実のものでしたが、クヌギとカシのドングリを数種類確保することができました。都内の公園にはあまりない種類のものでしたので、来た甲斐があります。
その後、緑道を歩き続けて新座駅に到着したところで夕方になってしまいました。暑さで体力をひどく消耗してしまったので、そのまま折り返して本来の目的の「にいざ温泉」に向かうことにしました。
「にいざ温泉」は野火止用水緑道からも歩いて近くのところにあり、「美肌の湯」と呼ばれる源泉(黒っぽい湯)が魅力の施設です。館内着とタオルがセットになっているので、入浴後は館内でゆっくりと休憩をとることが出来ます。
その日は西武線を利用して来たので、館内にある「武蔵野庵」に入り、生ビールを数本注文しました。冷えた生ビールが身体中染み渡って..思わず声が出てしまいました。
にいざ温泉で1時間半ほど過ごした後は、そのまま野火止用水緑道に戻り、東久留米駅に向かって歩き続けました。
帰りの電車の中で散歩の距離を見てみたところ、16キロほど歩いていました。一人でいるとどうしても歩く距離が増えてしまいます。