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2017年4月11日火曜日
2017年 薬王院 花祭り
お釈迦様の誕生日は4月8日とされていて、下落合の薬王院さんでも毎年誕生祭として「花祭り」が行われています。
花祭りは本来は‘灌仏会(かんぶつえ)’という仏教行事で、‘花祭り’と呼ばれるようになったのは明治以降のようです。
花祭りには、花で飾った花御堂を作って、花御堂に置かれたお釈迦様の像に柄杓で‘甘茶’をそそいで拝みます。
今年も花御堂に飾るお花のご依頼を受けて、花祭りの前日に納品してきました。花御堂の飾り付けは、薬王院の従業員の方が気持ちを込めて行っています。
今年は昨年に比べるとお花の色合いが大人し目ですが、どちらかというと、お花がメインではなく甘茶でお釈迦様の誕生を祝うことの方が肝心な事のようです。派手で目立てば良いというわけでもないようですね。
ただお寺にお祝いに来られるご高齢の方に、昔の話を少し聞いてみると、桜の枝等を使用して華やかに飾りつけをしていた時もあるようです。花祭りの飾りつけについては少し勉強してみようと思います。
来年(2018年)は‘可愛いピンクのガーベラ’のリクエストがありましたので、備忘録としてこちらに載せておこうとおもいます。ご依頼があればピンクのガーベラに合わせて、濃い目で目立つの色合いのお花を納品を考えています。
そういえば私が甘茶をふるまわれたのは、「東長谷寺瑠璃山 薬王院」(下落合の薬王院)さんが初めてで、数年前に甘い液体を口にした時には、後味なども含めて不思議な感覚でした。