アルスメール生花市場があったのはオランダ最大の国際空港「アムステルダム・スキポール空港」の南に位置するアルスメールです。市場で取引された花は、スキポール空港から世界中に空輸されます。
当時私は花の勉強でアムステルダムに滞在していましたので、アムステルダム市内からバスで市場へ向かいました。雨の中40〜50分くらいで到着したと思います。
市場には日本語で書かれたガイドブックが置いてありましたので、半日ほどかけて市場内を見学してまわりました。世界最大級というだけあって建物場内が想像以上に広く、遠くが霞んで見えないほどでした。ケシの実など日本の市場では見られない花材も取引されていて、気持ちが高揚したのを憶えています。
2008年に「FlolaHolland」と合併して世界一の花の取引量と敷地面積を有する市場「FlolaHollnd フローラ・ホランド社」になりました。
オランダ国内と世界各国から輸入された花々がオークションにかけられて、世界中に輸出されていきます。