2016年8月10日水曜日

小さな夏休み



実家にある「スパティフィラム」です。昭和60年の母の日に私が贈ったものですが、まだ時々花を咲かせるようです。今迄に何度か枯れそうになったことがあるようですが、その度に植え替えをして現在に至ります。

実家へはお正月だけ帰ることにしているのですが、今日はお昼から日帰りで千葉の実家へ帰ることにしました。久しぶりに実家近くの自然の中に、身を置きたかったからです。

田んぼには稲が実り、空を見上げるとすごい数のトンボが飛んでいます。用水路ではトノサマガエルが泳ぎ、畑にはミニトマトやゴーヤ、ナスやサツマイモなどが実っています。私にとって一番しっくりくる夏の風景です。子供の頃とほとんど変わっていません。自分だけ歳をとってしまったような気分です。

今日の千葉は東京と同じくとても暑かったのですが、川岸や山道など水や樹の匂いが濃厚な場所を歩いているぶんには気持ち良く過ごせます。蝉時雨に混じって、時々森の中から鶯のさえずりが聞こえてきます。

帰り際「この時期に食べるサツマイモがホクホクしていて一番美味い…」と父親が言うので、昨日収獲してきたサツマイモを蒸してもらい、お土産にしました。