2016年8月31日水曜日

「新宿文化センター」へ






新宿6丁目にある「新宿文化センター」に公演お祝い用のアレンジメントをお届けいたしました。明日31日の公演祝い用のお花です。30周年記念公演おめでとうございます!

アレンジは赤色を主に、グリーンを多めに合わせて華やかにまとめました。使用した花材は、ユリ2種類、赤バラ、ガーベラ、ダリア、グラジオラス、モンステラ、ハラン、ソケイ、ドラセナです。

台風が心配でしたが、お届け時のお昼頃には風が静かになって晴れ間がのぞいていました。

2016年8月27日土曜日

ホテル椿山荘東京へ




今朝「ホテル椿山荘東京」へお祝い用のアレンジメントをお届けいたしました。午前中の挙式です。ご結婚おめでとうございます!

赤・白・黄色・ピンクなど色をたくさん使用して、お祝いらしく華やかに仕上げました。カサブランカ等の白い花を多めに使用していますので、品良く仕上がっています。

使用している花材は、ユリ(カサブランカ/アベンティーノ)、大輪ガーベラ、オンシジューム、赤バラ、グラジオラス、トルコギキョウ、ダリア等です。

秋が近づいてきてお祝い花のご注文が増えてきました。私の夏休み気分もそろそろ終了です。

2016年8月24日水曜日

フランスゴムの木





オーストラリア東部原産の「フィッカス・ルビギノーサ」です。日本では‘フランスゴムの木’の名で流通しています。

学名の由来は葉の表面が細かいサビ色の毛に覆われていることから、「ルビギノーサ」(サビ色という意味)と名付けられました。葉裏を見ると茶色っぽいのがわかります。

流通名の由来はフランス人のルネ・デフォンテーヌにより発見されたことによります。

一般的なゴムの木の葉が20〜30cmと大きいのに対して、フランスゴムの木の葉は6〜8cmと小ぶりです。名前が洒落ていて、とても強い性質で屋外でも室内でも育てることができるので観葉植物として人気があります。

写真のフランスゴムの木は屋外で10年近く管理していたもので、樹高も1m以上になっていました。枝が暴れてしまいバランスが悪くなってきたので、室内置き用に植え替えをして樹高を70cmほどに切り詰めて、太い幹を生かした形に仕立て直しました。

根も半分以上切り詰めて鉢のサイズを小さくしてしまったので、枯れてしまうのを心配していたのですが、新芽が広がってきたので一安心です。

伸びた枝を剪定しながら、バランスを考えて管理すれば、盆栽のように素敵な形の観葉植物に化けそうです。

2016年8月21日日曜日

第17回BODY展開催



 
 



第17回「BODY展」にお祝い用のアレンジメントをお届けいたしました。BODY展開催おめでとうございます!開催場所は有楽町交通会館内のギャラリーパールルームです。

お届けしたアレンジメントはヒマワリを主にトウガラシ、サボテン、アイビー等のグリーンを合わせて夏らしい雰囲気に仕上げました。

私も毎年開催されるBODY展を見ているのですが、今年も気になる作品がたくさん展示されていて、刺激を受けました。

夏の終わりを告げるように連日台風の影響で天気が不安定ですが、今日のお昼から夕方にかけての空の表情も素晴らしく、魅入ってしまいました。





2016年8月18日木曜日

八柱霊園と21世紀の森と広場





お盆休みを利用して「八柱霊園」と「21世紀の森と広場」を友人2人と訪れました。主な目的は昨年亡くなった友人のお墓参りです。

八柱霊園は昭和10年に開園された松戸市にある公園墓地で、敷地面積が約105ヘクタール、私が時々訪れる代々木公園が54.1ヘクタールなので大分広いですね。

園内は網の目状にアスファルトの道路が敷かれていて、車で移動することが出来ます。皆お墓の近くに車を止めてお墓参りをしていました。

広く空が見渡せて緑と光が溢れる開放感のある場所で、霊園とは思えないくらいの気持ちの良い空気が流れていました。

お墓参りを済ませた後は、近くにある「21世紀の森と広場」を訪れました。
私が6才まで遊んでいた場所で、当時は「千駄堀」という動植物の楽園のような緑地でした。私の記憶に深く刻み込まれている大切な場所です。

現在は当時とは大分様変わりしてしまい、綺麗に整備された公園になってしまいましたが、今になってみるとこれで良かったのだと思うようにしています。

公園内の千駄堀池の奥に自然生態園が
設置されており、かろうじて昔の面影が残っています。いつまでもこの場所が残っていてほしいと強く願います。

この日はザリガニ釣りをする親子を目にし、子供以上に夢中になっている親の姿が印象的でした。








2016年8月17日水曜日

胡蝶蘭 スイートワイン‘エンプレス’




千代田区外神田方面へお祝い用の胡蝶蘭をお届けいたしました。おめでとうございます!

お届けした大輪の胡蝶蘭はスイートワイン‘エンプレス’という品種で、埼玉県北本市の農園で生産されたものです。花弁が柔らかいピンク色で、中心だけ濃いピンク色の胡蝶蘭です。

胡蝶蘭は本日朝に市場で仕入れて、ラッピングしてから車でお届けしました。お盆明けで胡蝶蘭の出荷数が少なかったのですが、良い胡蝶蘭を確保することが出来て良かったです。


2016年8月16日火曜日

スペイン製絵皿



スペイン製の絵皿を入荷いたしました。青と赤の2種類で、30cmほどの大皿です。写真のようにフルーツを盛ったり、飾り皿としても使えます。お花をアレンジして贈り物にしても素敵ですね。

2016年8月12日金曜日

お盆用造花アレンジメント



静岡県浜松市方面へお盆のお供え用(兼一周忌のお供え用)のアレンジメントを配送いたしました。造花を使用したアレンジメントです。

白・紫・グリーンをメインにした色合いで、淡い黄色を少し入れて落ち着いた雰囲気に仕上げました。

使用した造花はラナンキュラス、アマリリス、スカビオサ、ピンポンマム、トラディスカンチア、ソテツ、グレープリーフなどです。

お盆用のお供え花は生花を使用するのが一般的ですが、長期で飾ることが出来ることから造花でのご注文が時々入ります。

2016年8月11日木曜日

アムステルダム街歩き


十数年前にオランダを訪れた一番の目的は、アムステルダムのお花屋さんで働いてみたかったのとオランダ最古の植物園「ライデン大学植物園」を訪れることでした。実際、アムステルダムのお花屋さんで10日間ほどお店の手伝いをさせてもらえて、ライデン大学植物園にも訪れることができました。この旅行での経験は私にとって大きな収穫になりました。詳細は長くなるので別の機会に記載しようと思います。

旅行場所で興味があるのは海や山や砂漠などで、これまで訪れた場所も自然があるところがほとんどなのですが、この時は「お花屋さんとして一度はオランダに行っておかなくては!」という思いが何故かとても強くなっていたために、アムステルダムを目的地に選んだのでした。

私は基本的に長期の旅行に行くときは、宿の予約はしていきません。空港から街に出て自分の足で宿を探し、一泊して気に入れば一週間とか二週間とかまとめて予約を入れる感じです。アムステルダムの時は5階建ての小さい安宿の最上階の部屋を確保して、そこを基点に花屋さんに通ったり街を散歩したりしていました。古い建物でしたので、エレベーター等はなく、細い曲がりくねった階段を毎回上り下りするのは辛いものがありましたが..窓から見える景色が最高でした。

美術館や博物館を見て周るなか、当時はオランダの古い街並みで育てられている花に興味がありましたので、街を歩きながら花の写真を撮って周りました。ゼラニウムやバラ、芙蓉の花が古いレンガ造りの家にマッチしていました。実はそのころから、お店を出すならレンガ造りの建物が良いなぁと思っていたのでした。(「葉織」の外壁は赤いレンガです)

この旅行では朝から昼過ぎまではお花屋さんの手伝いで、午後からはカフェで休憩をとりながらの街歩きという生活をしばらく楽しんで、その後ベルギーに向かいました。今思えば良い時間を過ごしていました...













2016年8月10日水曜日

アルスメール生花中央市場



世界最大級の花市場「アルスメール生花中央市場」です。市場を訪れたのは大分前(十数年前)のことですが、写真が出てきたので一部紹介します。

アルスメール生花市場があったのはオランダ最大の国際空港「アムステルダム・スキポール空港」の南に位置するアルスメールです。市場で取引された花は、スキポール空港から世界中に空輸されます。

当時私は花の勉強でアムステルダムに滞在していましたので、アムステルダム市内からバスで市場へ向かいました。雨の中40〜50分くらいで到着したと思います。

市場には日本語で書かれたガイドブックが置いてありましたので、半日ほどかけて市場内を見学してまわりました。世界最大級というだけあって建物場内が想像以上に広く、遠くが霞んで見えないほどでした。ケシの実など日本の市場では見られない花材も取引されていて、気持ちが高揚したのを憶えています。

2008年に「FlolaHolland」と合併して世界一の花の取引量と敷地面積を有する市場「FlolaHollnd フローラ・ホランド社」になりました。

オランダ国内と世界各国から輸入された花々がオークションにかけられて、世界中に輸出されていきます。









小さな夏休み



実家にある「スパティフィラム」です。昭和60年の母の日に私が贈ったものですが、まだ時々花を咲かせるようです。今迄に何度か枯れそうになったことがあるようですが、その度に植え替えをして現在に至ります。

実家へはお正月だけ帰ることにしているのですが、今日はお昼から日帰りで千葉の実家へ帰ることにしました。久しぶりに実家近くの自然の中に、身を置きたかったからです。

田んぼには稲が実り、空を見上げるとすごい数のトンボが飛んでいます。用水路ではトノサマガエルが泳ぎ、畑にはミニトマトやゴーヤ、ナスやサツマイモなどが実っています。私にとって一番しっくりくる夏の風景です。子供の頃とほとんど変わっていません。自分だけ歳をとってしまったような気分です。

今日の千葉は東京と同じくとても暑かったのですが、川岸や山道など水や樹の匂いが濃厚な場所を歩いているぶんには気持ち良く過ごせます。蝉時雨に混じって、時々森の中から鶯のさえずりが聞こえてきます。

帰り際「この時期に食べるサツマイモがホクホクしていて一番美味い…」と父親が言うので、昨日収獲してきたサツマイモを蒸してもらい、お土産にしました。