2013年9月22日日曜日

オシロイバナの記憶



今の時期、夕方から夜に散歩をして
いると何処からともなくオシロイ
ナの香り漂ってくることがあります。

庭に植えてあるものや公園・街路樹
脇等で野生化して大きく育っている
オシロイバナから甘く濃艶な香りが
風にのって流れてきます。

オシロイバナは品種の違いによって
香りも微妙に違う気がします。

私の場合、オシロイバナの香りに気
付くと何となく感傷的な気分という
か..胸がざわつく感じになります。
特に濃ピンクの花かな・・・

子供の頃花を落下傘にしたり、黒く
なった種から白い粉を取り出したり
種をぶつけ合って遊んだりした記憶
がよみがえり、それとともに長いこ
と沈んでいた記憶が突然浮き上がっ
てきたりと..一瞬だけ正気を失う
ような感覚です。

花の香りは人間に様々な効果をもた
らすようですが、オシロイバナの香
りは私に何らか作用しているに違い
ありません。