‘ツワブキ’は常緑性でツヤツヤした
丸い葉がキレイなキク科ツワブキ属
の多年草です。
海岸などの日陰や野山の湿った場
所等に自生しているのをよく見か
けます。
冬に海岸等を歩いていると、岩間や
樹の下に目にしみるような鮮やかな
緑が殺伐とした風景に色を添えてい
ます。
秋から冬にかけて黄色い花を咲かせ
て、開花後はタンポポのような綿毛が
付いた種を実らせます。
地面に生えているものはご覧のよ
うな大きな葉に生長しますが、鉢
植えで育てるとその鉢にあった大
きさで育ち、葉もそれほど大きく
なりません。
花は一重咲き、八重咲き等があり
葉は斑入り、丸斑入り、帯入りや
ちぢれた葉型等の変種もあり、愛
好家が多い山野草です。
観賞用はもちろん、食用や薬草と
しても用いられます。