海外旅行に出るときは、香港経由にする
ことが時々あります。だいたい行くのは8
月頃なので、香港でも夏の時期です。
湿度・気温共に高く、昼間に歩くとふらふ
らしてきます。
ここで、比較的良いホテルに泊り、身体を
慣らしてから、別の自然の多い国に向か
います。
もちろん香港は好きなところなので、香港
旅行のみでも行くのですが。
繁華街、裏路地等をぶらぶらしながら、街
の匂いを感じ、気持ちを高めます。
生魚、ニンニク、フルーツ、ガソリン、香辛
料、線香、焼き肉、香水、...
様々な匂いがブレンドされて、喧騒に溶け
込んでいる街を歩いていると、眠っていた
記憶が目を覚まし、活性化されてきます。
お粥、腸粉、ワンタン、牛肉麺..美味しい
ものを食べながら、街の音に耳を傾ける。
ホテルではビール片手に、中国のドラマや
ディスカバリーチャンネル、アニメ等を見な
がら次の目的地のことを考えるのですが
大抵は、疲れて寝てしまいます。
夜になると起き出して、再び街を歩きます。
夜の街の匂いは、昼間とは違う独特なもの
があります。
普段、使っていない感覚器官が働きだして
感覚が研ぎ澄まされていくのを感じます。
この後、フィジーの島々を1か月ほど巡り
日本に帰りました。