室内で管理されているアレカヤシ。
適度に間引いてあり、葉先が所々カットされています。
葉色、葉軸ともにグリーン色で綺麗!?。
|
自生地で放置されているアレカヤシ。
強烈な日差しで、葉色、葉軸ともに黄色っぽくなって野性的!。
|
の植物で、和名を‘小金竹椰子’といいます。
室内植栽として人気が高い植物で、オフィスや
レストラン、ショッピングモール等で好んで利用
されている、南国ムードたっぷりの椰子の樹で
す。
名前の由来は、大きくなると葉軸が黄色くなる
ことからきています。
原産地のマダガスカルを含め、熱帯に行けば
割と普通に自生していて、見ることができます。
このヤシをご自宅用やオフィス用で購入した
お客さまから、『日光に良く当てて、適性管理
をしているのに、黄色っぽくなってきたのでど
うしたらいいか・・・?』といったご相談を、昔か
らよく受けていました。
‘簡単に育てられる’とか‘初心者向け’等のイ
メージがありながら、トラブルが絶えない、花
屋泣かせの観葉植物なのです。
大抵は、根詰まりや肥料・水不足等で葉色が
変わってしまっていたり、寒さにやられていた
りする場合が多いので、説明をして、置く場所
を変えてもらったり、植え替えをして対処をして
いました。
でも、中には大きなオフィス等で、見事に葉軸
が黄金色になり、日光が当たり過ぎて、葉焼け
をおこして色が抜けていたりする場面に出合う
こともあります。
ご相談を受けて、見に行ったところ、あまりにも
自生地に近い健康な育ち方をしていたので、嬉
しくなって自生地のこと等を説明して、賞賛して
写真を撮らせてもらい、どうやって育てているの
か、逆にこちらから質問して、店に戻った。
ということもありました。
想い出深い観葉植物です。