樹木を写し込む静かな池
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港区白金台にある、国立科学博物館付属
‘自然教育園’に行ってきました。
今日は祭日で晴れていたので、いつもより
多くの人で賑わっていました。
ここは、森全域が天然記念物、さらに史跡
にも指定されていて、都内とは思えない様
な豊かな自然が残されている場所です。
今の時期の見どころとしては、ヤブツバキや
フキノトウ、フクジュソウなどの花や、ヤブラン
やムクロジの実などが観察できます。
池や湿地帯の倒木等でイシガメが甲羅干し
している場面も見られます。
今日の一番の収穫は、ムクロジの実につい
ての事を、詳しく聞くことが出来たことです。
ムクロジの果皮にはサポニンが含まれて
入るために、良く泡立って、石鹸の代用
として使われていた時代もあったようです。
実際にやってみましたが、やはり良く泡立
ち、独得なドライフルーツ系の匂いがしま
した。
中に入っている黒い種は、羽子板の羽根
に使われます。
四季を通して通ってみると、自然の変化
が良く分かり、楽しい場所です。
私的には夏の時期がおすすめです。
姫ガマの生える池。夏には水生昆虫やトンボ等が動きまわる。
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バイモ(アミガサユリ)のまわりに転がっている黄色っぽい実が、ムクロジの
実です。
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