アラスカはお気に入りの場所の一つで
この写真は22か23歳の時に、初めて
行った時の夏季の写真です。
場所は『タルキートナ』。マッキンリーへ
の登山口です。
20代は夏~秋になると、アラスカやカ
ナダへ単独キャンプ旅行をしていました。
テント生活が疲れてくると、このようなロ
ッジ(B&B)に泊り、ゆっくりと身体を休
めていました。
アラスカでは、キャンプをしながら、原野
に自生している草花やべりー類の写真を
撮ったり、釣りやカヌーなどを楽しみまし
た。
葉織のロゴに‘野イチゴ’が描いてあるの
は、私の中に子供の頃よく食べた野イチ
ゴの記憶やアラスカやカナダの原野で出
合った記憶が強く残っているからです。
ここのロッジは、タルキートナに行く度
に利用していたところで、庭の花々や
ステンドグラスの趣味がとてもよい、見
た目にもかわいい素敵な民宿です。
ロッジの中はいつも木のいい香りがし
て、ときおりギシギシという‘木の呼吸’
のような音がしていたのが、印象に残
っています。
外に出ると、すぐに原野が広がってい
て、木と水の香りを含んだ風がいつも
気持ちよくふいていました。
夏のアラスカは白夜の影響を受けて
いますので真夜中でもこんな具合で
す。
昼間、太陽が出ているときは半袖で
も大丈夫なくらいですが、日光が雲
に遮られてしまうと、冬のように一気
に寒くなります。
アラスカのテント生活は、自然を満喫す
るには最適ですが、常に蚊や虫との戦
いでもあり、クマなどの野生動物と出く
わす危険もはらんでいるのでスリルが
あります。
久しく行っていないので、今度は民宿泊
りのみのプランでゆっくりと懐かしい場所
を見てまわりたいものです。