本日、早朝の大田生花市場の風景です。
定休日を利用して、シクラメン、胡蝶蘭等の仕入れに行ってきました。
競りが始まる前に市場へ行き、ひととおり欲しい商品を下見して
チェックをしてから購入します。
良い商品を仕入れるには、‘経験’と‘知識’と‘感’が必要です。
生産農家や品種や花の状態によって、花持ちなども変わってくる
場合もありますし、低価格だから質が悪いとはかぎりません。
同じ品種の花鉢がたくさん並んでいる中から、ぱっと見た時の
印象で購入する時もありますし、見た目で判断が付かない場合は
良い香りがする方を選んだり、鉢底の根の伸び方や土の状態を
チェックして健康そうな方を選びます。
虫が食っている鉢などは、大抵はだれも買いませんが
私は、ものによっては好んで仕入れて、葉っぱなどを摘んで
虫のチェックをしてから販売します。
‘感’を鍛えるには、普段から自分自身の手で花の世話をしたり
じっくりと興味を持って、オリジナルの観察を積み重ねていくことが
大切なのだと思います。
今日の仕入れは、まずまずというところでした。