“プロテア・キナロイデス”
あるいは
“キング・プロテア”と呼ばれる
花の顔のアップです。
南アフリカの国花で
2m位に生長する低木です。
写真の毛に被われた白っぽいものは、小花(花被片)の集まりで
その、一つ一つに一本の雌しべと4本の雄しべが入っています。
外側から内側に向かって、徐々に開花していきます。
【☆花被片・・簡単に言うと、雌しべ、雄しべ等を保護する器官。】
写真の小花は、まだ咲いていない状態ですが、花が咲いて、開いてくると
雌しべが飛び出てきます。
大きく広がった花は、直径30㎝位の大きな顔になります。
大顔のひまわりと、良い勝負をしそうです。
ドライフラワーになりやすい花なので、店では何本かドライにして
楽しんでいます。
匂いが独得で、私にはあまりいい匂いには思えませんが
人それぞれでしょう。
受粉は、昆虫類よりも小動物によって行われます。
小さくなって、花の上を歩いたら、楽しそうですね。