2011年9月4日日曜日

パキラ(発財樹)

観葉植物としては、根強い人気のある

“ パキラ ”です。

太めの幹の上の方に、ご覧のような形をした

葉っぱが茂っている状態で出荷されますが

その全体の雰囲気や育てやすさが

人気の理由の一つと思われます。


海外から輸入されるものは、輸入時は

幹だけの状態で、葉は付いていません。

生産農家の方が市場へ出せる状態に

育ててから、出荷します。

基本的に生命力の強い樹です。




日光の入る、明るめの部屋に置き

風通しを良くして育てましょう。


生長期(夏ごろ)には、すごい勢いで枝を伸ばしますので

伸びすぎでバランスの悪くなった枝は、剪定します。

勢い余って、枝を全部切り落としてしまっても大丈夫です。

放っておけば、芽が出てきて復活します。


新芽が盛んに出る生長期になると、葉柄にある蜜腺から、透明の蜜を出します。

自生地などの自然の状態では、この蜜を「蟻」に与えることによって

葉っぱなどを“蝶や蛾の幼虫”になどに食われないように、守ってもらう為だと

いわれています。実際にこの蜜を舐めてみると、蜂蜜ほどの甘さはありませんが

かなりの甘味を感じることが出来ます。


パキラは中国では『発財樹』と呼ばれていて、“財を生み出す縁起の良い樹”として

親しまれています。

パキラの花言葉の「幸運を呼ぶ」とか「勝利」は、ここからきているのかも

しれませんね。


商売をやっている方などは商売繁盛を願って、この樹をお店に置いている方も

多いんだとか!?