2011年8月13日土曜日

オリーブの樹

『オリーブの樹』は庭木や鉢植え、室内用の

観葉植物としても、大変人気の高い樹です。

寿命がとても長く3,000年以上生きる樹も

あります。

オリーブの樹は自分の花粉では受粉しずらい性質が

強いので、果実の収穫を目的とする場合には

違う種類のオリーブの樹を、受粉樹として

近く植えてやる必要があります。


乾燥に強い性質があり、スペインやイタリア

ギリシャ、トルコなどの地中海沿岸地域で

主に栽培されています。



オリーブの果実は塩漬けやオリーブオイル、せっけん等に利用されています。


オリーブオイルの主な特徴として、70%を超える“オレイン酸”が主要な成分として

含まれており、これは他の植物性オイルでは見られない特徴です。


“オレイン酸”の効果として知られているものは、血液中の善玉コレステロールは取り除かず

悪玉コレステロールのみを、取り除いてくれることです。

動脈硬化や高血圧、心臓病の予防の効果に注目されています。


他の植物性オイルには“リノール酸”が多く含まれており、こちらは善玉・悪玉コレステロールの

両方とも取り除いてしまう性質を持っていますので、動脈硬化、高血圧、心臓病、血栓、肥満

などの病気を招きやすいので、注意が必要です。


これからも、さまざまな健康への効果の実証が、期待されるオリーブ。

ハトと同じように“平和の象徴”として扱われている“オリーブ”。 花ことばも「平和・智恵」で

世界中の人に愛されているこの樹を、あなたも育ててみてはいかがでしょうか。