2011年8月1日月曜日

幻蝶って

“ 幻蝶カズラ ”とも呼ばれている

『アデニア・グラウカ』。

南アフリカ原産の蔓性の多肉植物で

茎の下の部分がとっくり状に肥大するのが

特徴です。

よく見ると、蔓性の茎の周辺を蝶が

舞っているようにみえなくもありませんね。


葉を横から見たほうが、蝶のようにみえるかな。


私の勝手な“ 幻蝶 ”のイメージはアフリカの熱帯雨林にいる蛾に近い夜行性の蝶で

翅の色は薄っすらと白みがかった透明色で、昼間見つけるのは非常に難しい。

夜になると翅が淡い青色に発光して、夜咲性の猛毒植物の花の蜜を求めて

ジャングルの上の方をヒラ~リヒラリと飛んでいる・・・そんな感じです。



“ 幻 ”の文字を付けたことによって、“ 蝶カズラ ”と呼ぶよりもずっと

妖しくて、貴重なイメージに感じるし、魅力すら増しますね。


植物に限らず、名前の付け方はそのもののイメージを左右することが

あると思うので大事ですね。


因みに日本には『へクソカズラ』という残念な名前がついている植物があります。