『 セントポーリア 』は部屋の中で育てられる花として
馴染みのある花です。
アフリカの「タンザニア」と「ケニア」の一部の山地が
主な原産地で、和名は『 アフリカスミレ 』。
熱帯雨林の湿度の高い岩場や樹木などに
着生して育ちます。
原種は、薄暗い場所に自生するため、
直射日光は苦手です。一年を通してやわらかい
光が射す所で管理します。
子供の頃、実家には川で釣ってきた淡水魚を飼育している水槽があって
水槽の上に板を敷き、いつも紫のセントポーリアが飾ってありました。
夢中でドジョウ、フナ、コイ、メダカ、クチボソなどを眺めていると
その視界には魚とセットでセントポーリアが飛び込んできました。
花にはあまり興味がない小学生の頃から、セントポーリアの名前は
知っていました。
セントポーリアの名前が、なかなか覚えられなかったので
“セントルイス”というアメリカの地名と一緒に無理やり
記憶していたのを思い出します。
現在でも実家では淡水魚を飼育しており、今年の正月に帰った際に
オレンジ色のヒブナが中にいたのを覚えています。
セントポーリアは?・・ 思い出せません。
今でも、何となく他の花より親しみを感じでしまいます。