アロエ科のHaworthia vittata(青雲の舞)は
南アフリカの乾燥地帯の植物です。
乾燥と暑さを避けるため
本来は先端部分以外は地中に
埋まっています。
先端は透明な窓状になっており
そこから取り入れた光が地中に埋まって
いる葉緑体を持った部分に届きます。
通常の植物が昼間に気孔を開き、
二酸化炭素を取り込むのに対して
このような多肉植物では夜間に気孔を開いて
二酸化炭素を取り込みます。
猛暑の昼間に気孔を開くと、蒸散作用によって失う
水分量が多く、水分欠乏状態になってしまうからです。
葉織店内の大きな出窓は朝から夕方まで日が良く当たります。
水が入った花瓶などを置いておくと、今の季節でも
水が温かくなってしまうほどです。
そこに“多肉植物”を置いてありますがとても元気です!