2011年1月13日木曜日

春が待ち遠しい


最近、お客様を一番に出迎えるのはスイセンです。
“いい香り”で誘っているようです。


この時期、スイセンの鉢ものを購入し、花が終わると捨ててしまう
人が多いみたいですが、かわいそうです。花が終わった後も捨て
ずに6月頃に葉が自然に黄色くなって枯れるまで水をあたえ続け

て下さい。枯れるまで日光に当てて、水をやり続けることによって

土の中にある球根が少しずつ成長し、充実してきます。翌年、花

を咲かせるための準備です。


7月・8月は直射日光の当たらない日蔭の涼しいところに置き、水

やりも何もせず、休ませます。

9月になりましたら球根を一回り大きな鉢に植え替えてやります。

乾いた土ごと鉢から抜きとり、新しい鉢に植え替えます。

その際、球根の下から根が出ていれば、古い土を崩さず、そのまま

新しい鉢にそっと置き、周りに土を入れてあげて下さい。根を傷めな

いためです。根がほとんど出ていない場合は、周りについた乾いた土

を崩してとってから、球根が隠れるくらいに土をかけ、植え替えてやり

ます。植え替え直後、一度土の量と同じくらい水をやり、水がひいたら

もう一度、同量の水をやります。根が出ている球根には、一度だけたっ

り水をやれば十分です。その後は“土の表面が白くなったらたっぷり

水をやる”の繰り返し。10月になったら一度だけ肥料をやりましょう。

翌年、きれいな花を咲かせてくれます。